幅広・甲高の子供の靴選びは大変!!幼少期はNB313、21.0からは外靴は アシックス レーザービーム 3E、上靴は教育パワーシューズで悩みから解放されました‼

生活を整える

生まれた時から足の大きさと厚みに並々ならぬ貫録があった息子くん。背が高くなりそうだなと思いながらスタートした子育て。発達に時間がかかる子だと気付く前に準備していた可愛いファーストシューズは、歩くまでにも相当な時間がかかったため、一度も履くこともなくサイズアウトしてしました。そんな苦い経験からスタートした、息子くんの靴選びの旅。勝手に見立てて買える服とは違い、じっとしていられない息子くんの大きな足に合う靴選びは、毎回とても大変で悩み多き買い物でした。

歩けるまでにどんどん大きくなっていってしまった足。やっと歩き出した頃の靴選び、癇癪がすごくてゆっくり選ぶ時間もなく、言葉での確認もままならず、定員さんの見立てでなんとか購入。

幅広甲高ベビィの靴選びは ニューバランス 313

幅広甲高足のベビィ/キッズにはかかせない靴
 “ニューバランス 313”

こちらはベビィ/キッズ用でマジックテープタイプなので、甲高さんも助かります。


幅広甲高に限らず、ニューバランスの靴を履いているベビィ/キッズたち多いですよね。小さい頃はとても可愛いデザインですが、幼稚園年中頃になると、かっこよくて早く走れそうな靴に人気が出てきて、ニューバランスを卒業していく子達が多い中、幅広甲高の息子くんが履ける靴はやはりこのNB313しかありませんでした。早く走れそうなデザインではありませんが、確実に履ける靴があるという安心感は母にはありがたかったです。このニューバランス313は小学校1年生までずっとお世話になりました。

ここで1つ大きな注意点です
発達ゆっくりさんあるあるですが、他の子達より言葉によるコミュニケーションが未熟なため、なかなか本人との意思疎通は難しい。素人の親が試し履きした靴の親指先の余りを押さえて確認しても、いまいちわからないため、毎回定員さんに確認してもらって、ぴったりの靴を購入していました。
それなのに、息子くんの親指はどんどん内側に曲がっていくような….
しまいには親指の爪が斜めに…
その頃の私は「靴はぴったりなのにどうしてなのかな?」程度にしかとられていませんでしたが、
沢山歩いたある日、息子くんが生まれて初めて「痛い」というような表現をしたことで
焦った母はネット検索しまくりました。


そしてまだおろしたてで数回しか履いてない新しい靴のインソールを取り出し、その上にはだしで指を全部ぴったり床につくように体重をしっかりかけさせて立たせてみると、親指がインソールからしっかりはみ出しているではありませんか‼
新しい靴でがんがん歩かせようとしていた靴がまさかのサイズアウト‼
ということはこれまでの靴もずっとワンサイズもしくはツーサイズ小さい靴で歩かせていたのかと…

骨が育っていく成長著しいこの大切な時期に、小さい靴を履かせてしまっていた事実に唖然とし、歩き出しが遅かったことで、余計に長距離も頑張って歩かせていたことに、親としてとてつもない後悔がおしよせてきました。

靴を買う時の指先の余り確認時、子供が指をまるめてしまてっることはあるかと思いますが、実際買ってしまっても、履き出して痛ければ「痛い!」「歩けない!」「歩くのいや!」「この靴いや!」などいろんな表現で不具合を伝えてくれるので親も気づけるかと思います。
それまで言葉が遅いことは、この子なりのペースだからとさほど問題視していませんでしたが、痛みや不具合の理解や表現が難しい分、本人からの発信が出来るようになるのも時間がかかるため、その不具合を抱えたまま過ごしていることが沢山あることに、親が敏感に気づいてあげなければいけない。
発達ゆっくりさんの子育てでの親の責任を、初めて理解したような気がしました。

まだまだ言葉が未熟な子供の靴選びの際は、指先をまるめてしまってる可能性があること、日常もそのまるめた状態で靴を履いているのが普通だと思ってしまってる場合があることを、親は知っておいた方がいいです。どの状態が正しいのかを子供がまだまだ理解していないうちの靴選びは慎重に。サイズを計る機械もありますが、ちゃんと体重をかけて計れればいいのですが、なかなか難しいです。買おうとする靴のインソールを取り出して、かかとの位置を合わせて子供の指をしっかり伸ばして広げて体重をのせてはみ出さないかどうか、ゆとりがあるがどうかまで確かめてあげた上で、購入してあげて下さい。

21.0サイズからはアシックス レーザービーム 3E で決まり!

さてこのNB313シリーズ、21.5までしかありません。また店頭には20.5までしか取り扱いがない場合が多く、店頭に置いてない理由は、20.5以上のサイズは、子供自身が好みで靴を選び出す時期になり、選ばれる靴は、俊足などの流行りのものにシフトしていくようです。

ためしに、流行りの俊足を履かせてみましたが、当然入りません。俊足の幅広(3E)も試しましたが無理でした。ASBeeの定員さんに出してもらった幅広甲高さんでも履ける靴を試し履きした息子くん。これならいけると買った靴はMadfoodの21.5。こちら厚底で見た目もボリュームがあって小1の子が履くサイズにはとても見えないほどゴツい感じで悩みましたが、履ける靴のあてが他にあるわけでもなかったため測決めした靴でした。その靴で半年近く過ごした次の靴選びでは、早めから少し時間をかけて探しました。息子くんも靴屋さん滞在時間にスマホ動画を見るなどしながら、辛抱強く待てるようになり、痛いかどうかの意思疎通も大分精度が上がり、靴選びの母の焦りや苦痛も大分解消された中での靴探しでした。

ここで出会えたのが奇跡の靴
 “アシックス レーザービーム 3E (1154A160)” 

スポーツオーソリティの対応してくれた定員さんの知識が素晴らしく、息子くんの足のサイズ感からこちらを提案してくれました。さんざん色々な靴を履かせて、普通のレーザービームを履かせたら22.5しか入らずそれでは長さが余ってどうしたもんかと悩んでいたら、レーザービームの「3E相当幅広ゆったり」 タグがついたこちらを出してきてくれました。これだとなんと22が入って、甲高もマジックテープで問題なく、長さも余りなくで、見た目も買い替え前のMadfoodの21.5よりスリムで小さく見えます。サイズアップの買い物で3Eなのに小さく見える設計の靴があったことにとてもびっくりしました。

小さい頃から、シュッとしたかっこいいデザインの靴を、この子は履けないままなんだろうなと半ばあきらめていただけに、この靴との出会いは私的にかなりテンションが上がりました!幅広甲高でもちゃんと考えられて作られている靴に出会いさえしたら、こんなかっこいい靴を履くことができるんだなと。息子くん自身も、これまでただ大きい靴をドカッと履いてどたどた走ってる感じだったのが、幅広の足のどこもあたらず、足指が多少動かせ、それでいてゴツい感じもなく、軽くて走りやすくデザインもかっこいいこの靴を相当気に入っていました。いろいろ履き比べて気づいたのですが、他のメーカーよりアシックスさんのインソールは子供靴でもしっかりしたものが入っているので、個人的には子供靴はアシックスさんがよく考えて作られているような気がしておすすめです。

これ以降のサイズアップの際、普通のレーザービームを履かせてみましたが、やはり痛くないサイズはワンサイズ大きくなってしまい、当然歩くとスポスポしてしまって合いません。やはり幅広甲高さんにはレーザービームの3Eがいいようです。

幅広甲高さんの上靴は教育パワーシューズで決まり!

幼稚園に通うようになった息子くんが、なんとか一人で脱ぎ履きできる上靴は、イオンスタイルなどでも取り扱っている 面ファスナータイプのバレーシューズ

この上履きは、他の上履きよりだいぶお値段違いましたが、幅広甲高の息子くんでも容易に脱ぎ履きでき、しっかり足をホールドしてくれるので、大分お世話になりました。

小学校もこの上履きを愛用しようと思っていましたが、登校予定の小学校は、色がついているものを上履き、白を体育館シューズにと指定があったため、色付きの上履きを何種類か買いましたが、どれもきつく、サイズをあげるとカパカパで脱げてしまう….

これは調べるしかないなと色々調べていくと
幅広甲高さんの悩みを解決してくれる上履きを見つけました!

“教育パワーシューズ”

成長期の子供達が一日の中で一番長く履く靴って考えたことあるでしょうか?
改めて考えてみると、上履きってとても重要な役割を担っていますよね。

上履きがぶかぶかだとこけてしまうし、足に合ってないもので指先が窮屈だと、伸びていこうとしている足を毎日6時間ほど窮屈な靴の中に入れてずっとすごしていることになります。足指の変形につながりかねない上履き選び、幅広甲高の子供達に限らず、足のことを考えられて作られている、つま先ゆったりな上履きを選んであげて、「外反母趾」や「偏平足」、「ハンマートウ」「浮き指」「内反小趾」これらの後天的に起こる足問題から子供達を、私達親が守ってあげたいですね。

「ぴったり」で「ゆったり」な上履き、“教育パワーシューズ”おすすめです!

靴のサイズアップのタイミングを見極める方法

息子くんの靴探しを通して沢山調べた中で、お喋りができるようになってきた子供に靴があっているか確認する際、一番きをつけないといけない点があることを知りました。
私達親はつい「今履いてる靴、きつくない?」「痛くなってきたら教えてね」と言ってしまいます。子供が日常履いてる靴の中で無意識にきつくないように指先をまるめて履く癖がついてしまっていると、本人から「きつい」と訴えてくるのは靴の中で指先がどうしようもなくなってからになります。
親の声掛けの言葉を「今履いてる靴、指が窮屈になってないかな?」「指を靴の中でグーパーできる?」と具体的な表現に変えることで、子供は指を伸ばして考えれるということです。
実際に、息子くんに「きつくなってない?」と聞くと「大丈夫」との返事。その後すぐに、「指が靴の中で窮屈じゃないかな」と聞くと、少し考えてから「うん、少し窮屈だね」と答えてくれました。

よく、履いている靴の親指先を押さえて、親指先の余りを確認してあげるやり方がありますが、靴の中で指を丸めた状態を知らずに親や定員さんが確認しているケースは往々にあるように思います。

●「きつくないかな?」ではなく、「指が窮屈じゃないかな?」と尋ねる言葉を変えること。
●靴の中のインソールを出して、インソールの上にはだしで指をしっかり床につけて体重をしっかりかけて立たせた時に、指先にゆとりがあるかを確認すること。

この二つのポイントを押さえることで、是非とも子供の足に合った靴を履かせてあげて下さい。

この記事を書いた人
noconoco

こんにちは!のこのこです。
子育て初心者ながらも、発達に問題を抱える息子くんの子育てを通して、私自身が子育てについて沢山学び考えさせられる日々を送っています。このブログは、日々壁にぶち当たりながら発達の問題に関しての試行錯誤の記録と知り得た情報をまとめたものです。後続の同じような悩みで奮闘しているお母さん達にとって、何かしらの道しるべとしてお役に立てるブログを目指します。

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