このブログで、4年半の乱視矯正治療を振り返って記録し、一息ついたところだったのですが、一難去ってまた一難とはこのことですね。
息子くんの場合、一難が完全に去ったわけではないのですが、やるべきことはやって、そこで出せる結果は出せて、その結果をキープし続けるための眼科の定期通院で、
息子くんの気になるこの発言
「おかしいなぁ、ここの絵がこっちにも見える….」についてすぐに質問することが出来、息子くんが実は外斜視であったこに気づくことが出来ました。
(真面目に定期通院を続けていてよかった….)
息子くんの症状は、常に外斜視ではなく、時々左目が外斜視になっている“間欠性外斜視”とのことで、疲れた時や、眠い時などに時々なるものの、何かを見ようとすることでちゃんと両眼視できる状態に出来ているようなので、一緒に過ごしている私も全く気付かずかなかったわけです。
本人の発達成長に伴って、その違和感をキャッチし言葉にできたのだと思うと、急に間欠性外斜視が発生したわけでなく、おそらくこの状態は以前から続いていたのだろうと思われます。
先生曰く、「遠視がよくなってきたから、本人もその違和感に気づけたのかもしれません。」と
遠視治療をしないままだと、全体がピンとが合わないぼんやりした視界で生活していることになるので、「そんな視界の中では、物が2つ見えていることもぼんやりとなので、その違和感に気づかないで過ごしてしまっていたかもしれません。」と
帰宅後、“斜視”につて調べてみました。
息子くんは眠い時などの“時々外斜視”=“間欠性外斜視”ですが、もし遠視に気づけてなくて遠視治療をしないままだった場合どうなっていたか、想像してみました。
間欠性外斜視もあるが、遠視のぼやけたままの視界の中では、
物が2つに見えていることに本人が気づけない
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幼少期に遠視矯正治療をしないと両眼視が育たない
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両眼視機能が低いままになる
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間欠性外斜視(時々外斜視)だったのが、恒常性外斜視(常に外斜視)に移行してしまう
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片方の眼が常に外側を向くようになってから、周囲の大人が外斜視に気づく
視力は生まれた時からあるものではなく、発育の中でいろいろなものを見ながら獲得していく能力であることを、目の問題に関わらない限り、私達母親はあまり認識せずに子育てしてしまってますよね。遠視矯正治療に早くに取り組めたことで、息子くんの斜視に気づくことが出来ました。
弱視を脱して両眼視を獲得出来ている今の状態が、間欠性外斜視をキープ出来ていることに繋がっているのだと思うと、3歳の時に屈折検査機器によって早期に遠視を発見してもらえたこと、主治医に改めて感謝です‼
積極的に屈折検査機器での検査ができる機関を探して、
ご自分の子供の目に屈折異常がないかどうかのチェックを3歳までに必ず受けて
早期発見早期治療につなげて下さい‼