“発達ゆっくりさん”にとって貴重な朝の時間:朝活でJボード練習を始めてみました!

子育て記録

WISC4を受けてから、実に色々なことに気づくことができた母は、息子くんにとって、疲れが全くない目覚めたばかりの朝の時間が、1日の中で彼にとってどれほど大切かということに気づきました‼

息子くんの目覚ましの時間は6時半。6時35分頃、のそのそとリビングに目をこすりながら起きてくるも、テレビの前のソファにどっかと横たわり、母が朝のテレビ体操のためにつけていたEテレの続きの「みんなのうた」→「おじゃるまる」→「0655」とだらだら見ながら、笑いながら、やっと体を起こし、私の「早く顔洗うんだよ!」「ほら、まだ着替えてないよ!」の声替えも、ただのサウンド化して聞き流す姿...

息子くんにとって、朝体がしっかり目覚めるまでこの30分のだらだらタイムが必要なんだろうなとずっと思ってきました...

朝、目覚めの30分は金の時間⁉

夜より朝の方が何をするにもいいんだろうなって、誰しもが感じている程度にいた私ですが、こと自分のこととなると、実行した試しがありませんでした...が、息子くんの脳の状態をしっかりと分かる範囲で理解した今、1日を過ごすのに、彼の脳は誰よりもすごく疲れ果てている。学校や放課後デイから帰宅するやいなや「テレビ観たい!」が第一声の息子くんに、「先に宿題とドリルだよ!テレビはその後!」と息子くんが嫌なことを後まわしして後でやりたくなくなったりしないように、先にやらせるのが親の役目だと頑張って鬼になっていた私...

完全に間違っていましたね...

間違ってるような気はずっとしてたんですが、じゃあやり残した宿題はどこでする⁉

宿題以外の家庭学習はいつする⁈

答えは「朝」ですね。

普通の人でも夜より朝がいいのは当たり前ですが、脳の状態が他の人より極度に疲れやすい息子くんにとって、帰宅後の夕方、疲れ切った脳に更に追い打ちをかけて、宿題や家庭学習という負荷をかけることの効率の悪さ…更にはストレスも…

それならいっそのこと、帰宅後は脳が欲している「解放」タイムにしてあげて、リラックスさせてあげることで良い睡眠につなげてあげて、息子君にとってとても大切な、脳が全く疲れていない朝一の時間を見直すべきじゃないかと!

朝の貴重な30分を

「寝起きのだらだらタイム」から「目覚めのオーゴンタイム」に切り替えです‼

朝一はお勉強?or Jボード?

いくら朝は脳が疲れていない大切な時間だといっても、朝のだらだらタイムをいきなり「さあ勉強するよ!」の声掛けだけで切り替えられるはずもない...そもそも体が起ききってないから30分もテレビ見ながらだらだら着替えていた息子くんを朝活の身体に変えるにはどうしたらいいか...

まずは体を目覚めさせる必要があるなと、

マンション内の子供達の中で流行っている Jボード。遅まきながらつい最近息子くんにも購入してみました。失敗が嫌いな息子くんは急に上手に乗れるわけでもないJボードの練習には当然積極的ではありませんでした。上手に乗りたい気持ちは山々なのですが、親が練習に誘って連れ出した時にちょこっとする程度で、自分からは練習しにいこうとは全くしてませんでした。そんな息子くんが先週の日曜日にお友達家族と一緒に出掛け、出先でお友達と一緒にJボードを練習した時に、「お友達くらい上手くなりたい!」と一生懸命練習する姿がありました。

その姿を見た私は、朝の身体の目覚めを習慣づけるために、本当はお勉強タイムにあてたいところだけど、まずはJボードが乗れるようになるのを応援してあげようと決めました‼

朝一は一石二鳥

朝一の30分の私の時間を息子くんのために捧げようとすると、当然私は30分早く起きて朝食準備を済ませておく必要があります...朝活効果を息子くんに体感してほしいから、ここは母の頑張りどころですね。

いつも通り6時半に起きてきてだらだらしようとした息子くんに「さあ!顔洗って着替えて、今からJボード練習しにいくよ!毎朝練習したら、お友達みたいに乗れるようになるよ!」と声をかけると、想像以上に目をパチッとあけて、首をたてに頷いた息子くんに私がびっくりするほど...

玄関ドアを開けいざ出陣!

東側から差し込む朝日を二人で浴びた瞬間、なんともいえない早朝ならではの感覚を全身で感じることが出来ました。この感覚だけでも息子くんに小さいうちから知ってもらうことに凄く価値があるようにも感じました。体の深部から目覚め、朝日に包まれる感覚です!

6時40分マンション下の自転車置き場に降りていくと、想像通り、この時間はまだ誰もいません。初心者の息子くんが練習するにはもってこいです。

他の邪魔も入らないし、下手な息子くんが誰かの邪魔になったり気を使ったりすることなく、何より、広い駐輪場スペースに私と息子くんしかいないという状況が、注意散漫の息子くんの気が散らない絶好のシチュエーションで、ただひたすらJボードに乗る練習に集中できるのです。しかも朝一の脳も体も疲れていない時間の息子くんの顔つきはまるで別人。私の指導の言葉もしっかり耳に入り、理解し、体もすぐ反応でき、たとえ上手くいかなくても、いつもなら失敗を受け止められず爆発してしまうはずの息子くんですが、何度も何度ももくもくと練習する姿がそこにありました。

そんな息子くんの姿を初めて目にした母は、子育て7年目にしてやっと本当の意味での親の役割を知った気がします・・・

時間がきても「もっと練習したい」と何度も延長。学校から帰宅後も、いつもはすぐに「疲れたからテレビ見たい!」しか言わず、他の子達のように自分から外に遊びに出るなど一切なかったのに、「今から練習したい!一緒について来て!」と...「放課後デイ後でもう遅い時間だから無理だよ、又明日の朝やればいいから!」と一度は現実的な返事をしてしまった後、「やっぱり、練習しに行こう!」と息子のやる気を大事にする行動がとれるようになった母も、朝活のおかげでいい流れがきてるようなきがします。

まずは、朝活の目標はJボードに乗れるよになること、その頃には朝の身体の目覚めのリズムも出てくるかもしれないので、その頃に「朝活」=「お勉強」に出来たらいいなぁ。と

余談:早朝の太陽光を直接浴びる習慣

余談ですが、朝活をお勉強に当てるはずが、屋外でのJボード練習からスタートするなったことで気づけたことですが、6時半頃の朝日を浴びた時に感じるなんともいえない感覚、他の時間帯の光には感じられない朝一番の太陽光の恵みを全身で受けている感じ。

この清々しい体感だけでも価値があると思って、気になってちょっと調べてみましたが、早朝起きて勉強するだけでなく、窓の外に出て5分太陽の光を全身で浴びることで得られる効果がかなりあることにお驚き、又納得させられました。

メラトニンは眠るために必要な物質ですが、朝の太陽光を全身で浴びることで、このメラトニン発現のためのタイマーをスタートするとかかれた記事を目にしました。

ここ掘り下げていくと、生まれてこの方睡眠問題をずっと抱えている息子くんのメラトニン不足の解消に一歩近づけるかもしれません!

「早起きは三文の徳」とはいいますが、これからの息子くんの人生で、いろいろ大変なことが他の人達より多くなるかもしれませんが、早起き習慣をしっかり身に着けることで、息子くんに少しでもいいことが増えてほしいなと、母は願ってしまいます。

この記事を書いた人
noconoco

こんにちは!のこのこです。
子育て初心者ながらも、発達に問題を抱える息子くんの子育てを通して、私自身が子育てについて沢山学び考えさせられる日々を送っています。このブログは、日々壁にぶち当たりながら発達の問題に関しての試行錯誤の記録と知り得た情報をまとめたものです。後続の同じような悩みで奮闘しているお母さん達にとって、何かしらの道しるべとしてお役に立てるブログを目指します。

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